以下のような思想を提唱していることで知られている、極めて著名なハッカー。
- 「コピーレフト」
- 著作権 copyright に対する造語で、商用ソフトがソースを公開せず独占的に(プロプライエタリ)に振る舞うことに対抗して提唱したライセンス。自由な引用・改変・再配布を許可し、またそのライセンスに基づいて派生的に作成されたものに対しても、このcopyleftに従うことを義務づけるという、ハッカー文化の独特の思想を反映したライセンス。GNU/GPLライセンス(GNU 一般公衆利用許諾契約書 - GNU プロジェクト - フリーソフトウェア財団 (FSF))はこのコピーレフトを条項として含んでおり、Linuxはリーナスによってこのライセンスの下で当初公開された。
- 「フリーウェア」
- 現在では一般的には「無料のソフトウェア」といった程度の意味になってしまったが、元来は「自由な」ソフトウェアという意味でストールマンが提唱したもの。
以下のインタビューや講演録などからその思想が伺い知れる。
- ロージナ茶会:「リチャード・ストールマン氏へのインタビュー」
- インターネット時代の著作権 RIETI 経済産業研究所
- 「理念のないオープンソースでは漂流する」、ストールマン氏講演 - CNET Japan
「フリーウェア」と「オープンソース」の差異とその背景
こうした思想をある種「原理主義的に」追求し、たとえば商用ソフトの存在を認めないなどの頑固さで知られており、その風貌もあいまって、「教祖」などと呼ばれている。
また「伽藍とバザール」の著者であるEric S. Raymondらは、上記のような原理主義的な意味合いを緩和し、マーケットとの関係を取り結んでいくための戦略として、プロモーション用語として新たに「オープンソース」という言葉を作り、Netscapeなどにプレゼンテーションしそのソースの公開をビジネスモデルとして提案、またディスシュビューションであるRedhat社のIPOの成功(ChangeLog: Red Hat、100億円の資金調達を計画!!)などにつながっていった。
参考